NGC最後の旅 (part5)



 出島から長崎駅までは、徒歩で戻ることにしました。

路面電車のとおり、通りの歩道をのんびりと歩きました。
 長崎駅に到着しました。

改札口の上には、このようにステンドグラスと呼ばれるものがありました。
 そして、駅の改札前の広場では、何かのコンサートをやっており、賑わっていました。
 時間が来たので、ホームへ入ることにします。

ホームには、キハ66系の佐世保行きが停まっていました。 この青い色が印象的な色ですね。
 そして、博多からの長旅を終えた、783系の特急「かもめ」が到着しました。
こちらの車両は、ハイパーサルーンと呼ばれている車両です。
 さてここから、大移動の始まりです。

まず、わたくしらが乗るのは、13時30分発の特急「かもめ」です。 別名、白いかもめと呼ばれています。

行きと同じく、885系の車両です。
 発車まで時間がありますので、車内外の探検です。
 まずは、こちら。
デッキにある、コモンスペースと呼ばれるところ。

このような空間が、いたるところにあり、デッキにいても、退屈しません。
 そして、こちらは、美術館を思わせるつくりですが、ここにトイレなどのスペースがあります。
 扉の向こうに見えるのは、ミニショップと呼ばれる売店です。

ショーケースには飲料などがありました。
 そして、各乗降口には、このような車両の案内図もありました。

各車両に何があるのかが、分かるので、便利です。
 この列車では、グリーン車に乗ることにします。

まずは、乗降口から入り、グリーン車の扉を開けます。

特別な空間であるため、このように扉もあります。
 扉を開けると、すぐに座席ではなく、小さなスペースがありました。

グリーン客専用のスペースで、時刻表や雑誌、ワゴンサービスメニューや車内誌などがありました。
 次の扉を開けると、グリーン車の座席にたどり着きます。

このように、黒い皮のシート。 本当に社長席や高級車の座席を思わせる座席です。
 座席の背面の部分ですが、このかもめのロゴのマークのところは、切符ホルダーとなっており、ここに切符を置けるようになっています。
 そして、窓かまちにも、このようにかもめのマークがあります。


 定刻どおり、発車となりました。

長崎を離れます。
 長いトンネルを抜けると、一気に市街地が消えて、山、田んぼ、畑の風景が広がる中を時速130kmで猛烈に飛ばしていきます。
 しばらくすると、客室乗務員から、ドリンクサービスがありました。
こちらはカボスジュース。
 おかわりの品は、ミックスジュースにして、長崎駅で購入した、豚まんとともに、飲食しました。
 13時46分、諫早(いさはや)駅に到着しました。

離れたホームには、島原鉄道の車両がありました。
 駅を離れてしばらくすると、田んぼばかりの景色が広がってきました。


 そして、遠くに見える山は、雲仙普賢岳です。 平成新山とも呼ばれておりますね。
 しばらく進むと、海が見えてきました。
有明海です。
 そして、このように、海岸スレスレにまで近づいて走行します。
 海と雲仙岳の風景、本当に天気が良くて、綺麗でした。
 果てしなく広がる、有明海の海。

青い空と青い海。 車窓を見ていても楽しいです。
 小さな造船所の前も通過していきます。
 この青い空と青い海・・・。

飽きることの無い景色が続きます。
 しばらく進むと入り江のほうへと入っていきました。
 海沿いに半周する感じになるので、対岸には、線路が見える箇所がありました。




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